沱茶の名前は宋代にあった「団茶」から来たという説と、四川省沱江地方に販売されていたのでこの名が付いたという2つの説があります。現在の碗型沱茶は清光緒28年(1902)年から制作されましたので、もう100年の歴史ということになります。重さは100グラムと250グラムなどの規格があり、また生茶と熟茶ともにあります。
蒼耳沱茶は有名な雲南省「下關茶厰」の生沱茶で、去年に大好評の250gタイプの物を発売させて頂きました。2001年01月に生産された物はプーアール茶の愛好家達によって買い占められ、市場で見る事は残念ながらありません!かりにあったとしても偽物だ(偽物は包装紙の赤色が本物より薄いと生産期の文字が太い)と思って良いでしょう。
中国のスタッフが新しく送ってくれたのは2004年度の100グラムタイプの蒼耳沱茶です。4年ほど年数は違いますが、こだわりは変わりませんので、手元でその成長を見守りたい方にはお勧めの沱茶です。15年経った2019年06月現在、再度倉庫から出し発売致します。
飲み方:1煎目は素早く捨てて(洗茶:お湯を注いだらすぐに茶湯を捨ててしまう事) からお飲み下さい。浸ける時間は20秒ぐらいで。お好みにより、美味しい熟茶の中に3割ほどでブレンドして見るのも良いだと思います。ぜひ試してみて下さい。